FreeSpaceの講師陣が中学生の生徒さんに勧めたい参考書を示します。
ぜひご自身の現在の勉強に合うものをご活用ください。
なお、学校から配布されたワークや教科書を用いて勉強していることを前提としています。
また、これから紹介する参考書はほんの一例ですので、あくまで参考程度にご覧ください。
1. 既習範囲の基礎事項の復習・中学数学の学び直し
- 中1数学をひとつひとつ分かりやすく [旺文社]
最初に紹介するこちらの教材シリーズは、どの科目でも教科書より簡単な言葉で説明がなされているものとなっております。
主に教科書の予習や復習、学年の内容の学び直しといった用途で使うことができます。
ページの構成は各テーマごとに解説、そして基本の問題演習です。
本シリーズは一冊ごとに学年と科目を区切っていますので、自分が復習したい学年、科目を選びましょう。
【こんな生徒におすすめ】 * 定期テストで最低限の点数だけでも取りたい生徒 * 教科書よりももっと簡単な説明で、基本的な問題が解けるようになりたい生徒 |
- ひとつずつ すこしずつ ホントに分かるシリーズ [新興出版社啓林館]
こちらは何よりも分かりやすさを追求しており、視覚情報をもって理解を促す教材です。
スマートフォンを本書にかざすと、問題集の解説動画が閲覧できるようになっています。
各学年、各教科ごとに出版されていますので、自分に適切なものを選びましょう。
【こんな生徒におすすめ】 * 文章での基本事項の理解が苦手な生徒 *教科書よりももっと簡単な説明で、基本的な問題が出来るようになりたい生徒 |
2. 入試の基本問題の定着
群馬県の公立高校入試で300点までを目標としている生徒で、一通り教科書やワークでの学習が終わった生徒には、以下の問題集をお勧めします!
- 受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 [旺文社]
全国の公立高校入試問題の中でも、基本的な知識や考え方が復習できる問題集です。
解答の理由や考察、導出までの過程が自分の言葉で説明できるようになるまで繰り返し取り組んでみて下さい。
3. 入試の標準問題の定着
入試の過去問を解く前に、入試における標準問題の演習に適した問題集を紹介します!
なお標準問題とは、本番では解けなければいない問題のことで、伊勢崎・清桜 アドバンスト探究コースなどの中堅校合格レベルです。
点数で示すと、300~350点が目安です。
- きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集 [旺文社]
各分野の基本事項が記されているページと、過去に入試で出題された標準問題が掲載されています。
問題を解くときのポイントや間違えやすい箇所が指摘されており、演習をしながら基礎事項の確認も出来ます。
1冊に1教科掲載されており、5教科がそれぞれ出版されています。
4. 入試の応用問題の定着
群馬県公立高校のうち、トップレベル(高崎・前橋・太田)の高校を目指す生徒が対象です。
上記の標準問題をクリアして、さらに応用問題の演習をこなしたい生徒向けです!
- 受験生の50%以下しか解けない 差が付く入試問題集 [旺文社]
1テーマごとに例題と関連した入試問題が掲載されています。
応用レベルの問題になると正解できないという生徒におすすめです!
ここでいう応用レベルとは、数学における後半の大問、社会や理科における未知の資料・実験の問題などのことです。
ただし、標準問題が解けていることが前提なので、前節までの教材が解くことができるようになってから取り組みましょう!
【こんな生徒におすすめ】 |